はじめて知った!男女で違う薄毛・抜け毛の原因

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男女別薄毛・抜け毛の原因

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薄毛・抜け毛の原因は、男女によって異なります。身体の作りが違うからです。

性別 男性 女性
主な原因 男性ホルモン ホルモンバランス
妊娠・出産
加齢
遺伝
毛穴の詰まり
ストレス・生活習慣

表を見て、まず思うのは、男性よりも女性の方が脱毛の原因が多いということ。
そして、男性と女性に共通している原因があることです。

 

それぞれの原因が、どういう仕組みで薄毛や抜け毛を進行させていくのか、詳しく見ていきましょう。

 

 

【男性編】男性ホルモン

まず、基本知識として、男性ホルモンは体毛、女性ホルモンは髪に影響します。
そのため、女性ホルモンの少ない身体のつくりである男性に、薄毛の方が多いのは当たり前の話です。

 

テストステロンという男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変わる

この男性ホルモンは、5αリダクターゼという変換酵素の働きを受け、DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンに変換されます。
男性の脱毛を引き起こす原因は、このDHTが大きく関係しているのです。

 

DHT(ジヒドロテストステロン)は皮脂を過剰分泌してしまうホルモン

シャンプーには種類がある!3種類の中で一番いいシャンプーとは」や「育毛シャンプーの成分はコレ!ハゲる成分と髪にいい成分まとめ」で散々皮脂の過剰分泌が薄毛を進行させると書いてきましたが、実は、このDHTは皮脂を過剰分泌してしまうホルモンなのです。
頭皮の毛穴から過剰に皮脂を出してしまい、余分な皮脂によって毛穴が詰まります。
そうなると、通常2~3年で生え変わるヘアサイクル(詳しくは「ラジオ体操がハゲを治す他、ヘアサイクルを元に戻す方法まとめ」)が乱れ、たった1年で生えて抜け落ちてしまいます。

 

つまり、DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されなければ薄毛にならない

DHTを生成する原因は、テストステロンが5αリダクターゼという変換酵素の働きを受けるからです。
ということは、5αリダクターゼを抑制したり、男性ホルモンそのものを抑制することができれば、薄毛の原因であるDHTは生成されません。

 

ここでは男性ホルモンが薄毛を進行させる仕組みのみを紹介しているので、5αリダクターゼを抑制する方法や男性ホルモンそのものを抑制する方法はこちらに記しています。

⇒AGA(男性型脱毛症)は5αリダクターゼの抑制で治る

 

 

【女性編】ホルモンバランス

女性ホルモンは髪に影響するホルモンです。
そのため、体内の女性ホルモンのバランスが乱れると、抜け毛や薄毛を進行させることになります。それだけでなく、女性ホルモンのバランスの乱れは、更年期障害になる原因でもあります。

 

「女子男性型脱毛症」とは、女性ホルモンの減少による抜け毛や薄毛のことです。女性ホルモンを増やすためには、食生活を見直す必要があります。

⇒女性ホルモンを増やす7つの方法で女子男性型脱毛症を解決

 

 

【女性編】妊娠・出産

産後にごっそりと髪が抜けてしまいますが、動揺する必要はありません。
これは、妊娠中に抜けなかった髪が産後にごっそり抜けているだけなので、髪は自然と生えてきます。
妊娠中はホルモンバランスの関係で、毎日100本は抜けているところ、この期間だけは抜ける量が減ってしまいます。
しかし、出産するとこれが解放され、抜け毛が一時的に増えてしまうのです。
知識がなければショックで精神的ストレスが大きくなってしまいますが、知識があれば悠長に構えていられます。
半年ほど時間が経てば、身体のホルモンバランスが落ち着きますので、髪も自然と生え替わってきます。

⇒妊娠後の突然の抜け毛!原因は出産分娩後脱毛症

 

 

【女性編】加齢

歳を取ることで男性・女性ホルモンのバランスが乱れます。
男性ホルモンは男性の薄毛・抜け毛に大きく関わってくるもの。加齢が原因で女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えれば、その分、女性も薄毛・抜け毛に悩まされることになります。

 

髪の太さは35歳がピーク 密度は20歳がピーク

歳を重ねるにつれて、だんだんと髪のハリやコシがなくなってきます。
すると、髪がうねるようになり、白髪や抜け毛・薄毛などの加齢変化がみられます。
それに加えて、出産や更年期といったホルモンバランスの崩れが追い討ちをかけてくると、抜け毛や薄毛の進行は止まりません。

⇒髪の分け目や頭頂部の皮膚が透けて見えるびまん性・壮年性脱毛症

 

 

【男女共通編】遺伝

自分の親が薄毛だから自分もいつかは…と将来を心配していた時期はありませんか?
遺伝で薄毛になることは大いにあります。

 

父方が薄毛・母方が正常
  • 息子…100%薄毛とは無縁
  • 娘…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ

 

父方が正常・母方が薄毛
  • 息子…50%の確率で薄毛の遺伝子を引き継ぐ
  • 娘…50%の確率で薄毛の遺伝子を引き継ぐ

 

父方・母方ともに薄毛
  • 息子…50%の確率で薄毛の遺伝子を引き継ぐ
  • 娘…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ

 

父方が薄毛・母方が強い薄毛の遺伝子を保有
  • 息子…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ
  • 娘…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ

 

父方が正常・母方が強い薄毛の遺伝子を保有
  • 息子…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ
  • 娘…100%薄毛の遺伝子を引き継ぐ

 

100%薄毛の遺伝子を引き継いだからといって、薄毛が発症する人もいればしない人もいます。その違いは、薄毛の原因が遺伝だけでないことも関係しています。
他の男女別薄毛・抜け毛の原因を見たとき、自分に当てはまるものが遺伝以外に見られるなら、それを改善することで、薄毛・抜け毛の悩みから解放されることになります。

 

 

【男女共通編】毛穴の詰まり

毛穴の詰まりを放置していると、新たに髪の毛が生えるのを阻害している状態が続くだけです。それでは一向に髪は生えてきません。
頭皮や毛穴に詰まった皮脂などの汚れは適度に取り除く必要があります。
そのために、普段からシャンプーには気を遣う必要があるのです。

⇒髪を生やす正しいシャンプーは7つの手順でできている

 

皮脂を取り過ぎてもフケが発生し、毛穴が詰まってしまいます。だからといって、皮脂を過剰分泌させたままにしておくと、その皮脂が毛穴を塞ぎ、髪が生えてこなくなります。
女性特有の脱毛症には、フケが原因で起こるものもあります。

⇒フケが原因で起こる薄毛「ひこう性脱毛症」の育毛方法

 

 

【男女共通編】生活習慣・ストレス

生活習慣やストレスに関する抜け毛・薄毛の原因は5つあります。

  • 過度なストレス
  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 喫煙・飲酒

男性ホルモンの乱れや妊娠・出産、加齢、遺伝などが原因であっても、生活習慣が乱れていたり、過度なストレスを感じている場合は、脱毛症別の対策をする前に、まずは生活習慣を改善するところからはじめましょう。
生活習慣を改善すると、ヘアサイクルが元に戻り、健康な髪が健康な周期で生えてくるようになります。

⇒スーパーで見かける食材!髪に大事な栄養素まとめ

⇒ラジオ体操がハゲを治す他、ヘアサイクルを元に戻す方法まとめ


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